メダル逃すも瀬戸大也&萩野公介晴れやか「公介と泳げて幸せ」「涙枯れちゃったかも。悔いない」【東京五輪競泳】
2021年7月30日 12時27分
◇30日 東京五輪 競泳男子200メートル個人メドレー決勝(東京アクアティクスセンター)
惜しくも4、6位でメダルを逃した瀬戸大也(27)=TEAM DAIYA、萩野公介(26)=ブリヂストン=のレース直後のインタビューは以下の通り。ともに晴れやかな表情だった。
◇ ◇
―(銅メダリストと)100分の5秒差、最後は激しい争いになった
瀬戸「とにかく自分が今できるコンディションの中で全力は尽くせたのかなと思う」
―らしい泳ぎだった
瀬戸「自分はもっといい結果をイメージしながら頑張ってきた。思い通りにはいかなかったが、非常に素晴らしい大会で、本当に開催されるかも分からない中で自分が活躍する場所をいただけて、もっと自分自身は活躍したかったが、今できるせいいっぱいのことはやれた。すっきりしている」
―東京五輪を振り返って
瀬戸「本当に最後、メダルを取りたかったし、できることを、ということで準決勝よりもタイムを上げられたし、その中でメダルが取れなかったというのは少し残念だったが、(萩野)公介と一緒にこの夢の舞台でまた泳ぐことができて幸せだし、2人で戦えたことが本当に幸せ」
(※ここで萩野が瀬戸の横に来る)
―萩野とまた決勝で泳げた。どんな思いだった
瀬戸「レースの時はとにかく自分がいいレースをするということを意識して、(他の)ライバルたちとの勝負も意識しながらやっていた。久しぶりにこの世界大会で公介と入場する時、直前にグータッチして、すごく心強かった」
―最後まで諦めない気持ちは多くの人に届いたのでは
瀬戸「まだまだ自分は競技生活を続けていくし、今回は結果としていろんな方々に恩返しすることはできなかったが、でもまた次にいい泳ぎができるようにこれからも努力していきたい。また、何か次のタイミングでしっかりと結果を出して、よかったというふうに思ってもらえるような競技生活をしていきたい」
◇ ◇
―瀬戸と泳げた決勝。神様からの贈り物と言っていた
萩野「レースを泳ぐ前から本当にいろんなことを思い出して、(瀬戸)大也と一緒にレースを泳ぐのも、もう(回数は)2桁で収まっているのかどうかも分からないくらい、一緒にずっと一緒に泳いできて最後、こうして東京五輪の舞台で泳ぐことができたので、うれしかった」
―準決勝では涙。決勝では笑顔だった
萩野「もう昨日(29日)で涙枯れちゃったのかもしれないですけど(笑)、でもこうして本当に、タイムも遅いかもしれないけど全力は出し切ったので、今の僕に悔いはない」
―苦しい時間も長かった
萩野「僕自身もいろいろありましたし、海外の選手も含めていろいろ難しい時間を過ごしてきた中で、そのトップ8人に入れて、そしてその8人の中で争うことができて、競技者としてこれ以上の幸せはないです」
―平井コーチも拍手している
萩野「(少し間を置いて、しみじみと)うれしいですね。はい」
【合わせて読みたい】
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