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愛宕(賀敦)男子100県高新3位  北信越総体

2021年7月30日 05時00分 (7月30日 10時02分更新)

 全国高校総合体育大会(インターハイ=北信越総体)は二十九日、各地で行われ、県勢は五競技に挑んだ。県内開催の陸上では、男子100メートルで愛宕頼(敦賀)が10秒47の県高校新記録をマークし、この種目でこれまでの県勢最高位となる3位に入った。
 ソフトボール女子の啓新は一回戦で郡山(奈良)に五回コールド勝ちし、インターハイ初出場で初勝利を挙げた。
 弓道は個人戦が行われ、男子の明珍維音李(武生工)と女子の永井美桜(藤島)が4射3中で通過できる予選と準決勝を突破。決勝(射詰め)はともに8位以内の入賞に届かず、順位はつかなかった。

陸上男子100メートル決勝 県高校新記録で3位入賞した愛宕=福井市の県営陸上競技場で(山田陽撮影)


 苦手なスタート決まる

 この日最初のレースとなった予選で10秒55の好タイムを出し、準決勝は10秒48で県高校記録を更新した。午後五時半、雨が上がり、快適さを感じさせるトラックで行われた陸上男子100メートル決勝。愛宕頼が輝いた。
 追い風一・八メートルの好条件で、抜群の走りを見せる。苦手なスタートが決まり、後半にも失速せず県勢最高位の3位でフィニッシュ。タイムもさらに0秒01縮めた。「楽しむことを第一に考えていた。集中して取り組めた」と拳を握った。
 敦賀市松陵中の時に陸上と出合い、100メートルにのめり込んだ。たった10秒ほどしかない勝負の時間に「一つ一つの動作が大事になる」とこだわった。持って生まれたストライドの大きい走りを生かすため、課題を徹底的につぶした。特に向き合ったのは、スタート。実業団ユティックの選手とマンツーマンで練習し、前半の加速を鍛えた。「スタートで焦る」弱点を克服しようと、試合形式の練習を取り入れるなど緊張感をもたせた。コロナ禍で二年ぶりに開かれているインターハイは地元開催。中学生で出場し、予選で落選した福井国体の雪辱を同じ9・98スタジアムで果たした。
 親は仕事が忙しくても栄養バランスの取れた食事をつくり、体調管理を気遣ってくれた。「家族のサポートがあったおかげ」。感謝の言葉を忘れず、笑った。 (川端大智、谷出知謙)

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