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米国務長官がチベット亡命政府と会談 中国側は猛反発

2021年7月30日 05時00分 (7月30日 05時02分更新)
 【北京=坪井千隼】インドを訪問していたブリンケン米国務長官は二十八日、インド北部ダラムサラに拠点を置くチベット亡命政府の代表とニューデリーで会談した。ロイター通信が伝えた。中国外務省の趙立堅(ちょうりつけん)副報道局長は二十九日の記者会見で、「チベットは中国の内政問題であり、いかなる外部勢力の干渉も容認しない」と猛反発した。
 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ十四世は、住民と中国軍が衝突した一九五九年の「チベット動乱」の際にインドに逃れ、チベット亡命政府を樹立。中国政府は「分裂主義者」と非難している。バイデン米政権はウイグルや香港など中国の人権問題に対する批判を強めており、亡命政府代表との会談でチベット問題でも積極的な姿勢を示した形だ。
 趙氏は「中国は、いかなる国の政府関係者がダライ・ラマ側と接触することに対して、断固として反対する。国益を守るため必要な措置をとる」と強調した。

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