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君の発明、特許取ろう 豊田のクラブ、子どもの出願を専門家支援

2021年7月29日 05時00分 (7月29日 05時01分更新)
専門家の助言を受け、アイデア工作を作る櫻井稀さん(右)=愛知県豊田市の豊田少年少女発明クラブで

専門家の助言を受け、アイデア工作を作る櫻井稀さん(右)=愛知県豊田市の豊田少年少女発明クラブで

 小中学生がモノづくりの基礎を学ぶ豊田少年少女発明クラブ(愛知県豊田市)が、今夏から「特許教育」を始めた。トヨタ自動車の子会社から派遣された専門家が児童生徒のアイデア工作について助言し、特許の取得を支援する。身近なアイデアに磨きをかけ、子どもの創造性を育む。特許を取る手法を身につけてもらい、将来のモノづくりを担う人材育成につなげる。 (白石亘)
 「ハサミで紙を円や曲線に切るときに切り口がガタガタになるので、困り事を解決したかった」。小学六年の櫻井稀(れあ)さん(11)はカッターで丸い円を切る「セーフティー・サークルカッター(仮称)」を制作中だ。
 従来のサークルカッターは、思い通りの大きさに円を切れず、精度に課題があった。円の半径の長さは、カッターの刃を器具に取り付ける位置で決まるが、器具に刃を固定する際に微妙なずれが生じるためだ。櫻井さんは専門家の助言を受け、カッターの刃をしっかり固定できるよう改良を重ねている。発明の観点では精度を高めるアイデアに新規性が認められるという。
 四十年の歴史を持つ豊田少年少女発明クラブは約千人の小中学生が所属。クラブ員のアイデア工作が愛知県の「創意くふう展...

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