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夏休み 昭和30年代にワープ 能美ふるさとミュージアム

2021年7月29日 05時00分 (7月29日 10時12分更新)
大工がこしらえた縁側と蚊帳をつった和室=能美市寺井町で

大工がこしらえた縁側と蚊帳をつった和室=能美市寺井町で

  • 大工がこしらえた縁側と蚊帳をつった和室=能美市寺井町で
  • かつての駄菓子屋を再現したコーナー=能美市寺井町で

蚊帳、駄菓子屋など再現

 能美市寺井町の能美ふるさとミュージアムギャラリーで、昭和三十年代の生活様式や風俗を紹介する企画展「能美・夏ものがたり」が開かれている。かつての家屋や駄菓子屋を再現したコーナーもあり、当時にタイムスリップした感覚で楽しめる。観覧無料、八月二十九日まで。 (平井剛)
 企画展のサブタイトルは「太郎くんの夏休み」。九歳の少年「能美太郎君」が祖父母宅へ泊まりに行くというストーリーに沿って展示物を紹介。子どもが夏休みの一週間を田舎で過ごすワクワク、ドキドキした気分が追体験できる。
 会場入り口にある縁側と六畳間の和室は、企画展のために大工が特別にこしらえた。和室には、今ではほとんど見られなくなった蚊帳がつるされている。
 昭和三十年代の駄菓子屋を再現したコーナーには、駄菓子とおもちゃ約四十種類を展示。実際に当時売られていた商品を探して並べた。一歳の長女を連れて訪れた同市大成町の山野一博さん(43)は「自分もまだ生まれていない時代だけど、懐かしさを感じますね」と見入っていた。
 太郎君が夢中で捕まえた昆虫の標本や、洗濯機や掃除機などの家電品も展示。メンコやおはじき、けん玉なども紹介し、体験棟では実際に遊ぶことができる。
 企画展を担当した知田真衣子さん(28)は「若年層は驚きや発見が、当時を知る世代には共感や懐かしさが得られると思う。家族で訪れて、昭和の空気感に触れてほしい」とPRした。

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