取材自粛要請のDeNAがIT企業らしい試みで情報発信「ウェブ会議システム」で報道陣と質疑応答
2020年3月31日 18時21分
当面の取材自粛要請を打ち出したDeNAが31日、親会社がIT企業らしい新たな方法で情報発信を行った。球団事務所では以前から採用している『ウェブ会議システム』を利用しての囲み取材だ。横浜スタジアムで自主練習を行った伊藤光が、球場以外の場所に散らばっている報道陣と、パソコン画面を通して質疑応答するというもの。球団広報は「取材自粛をお願いしている中で、なんとか情報発信できないかと考えた」と説明した。
十数人の新聞、テレビの担当記者が、それぞれのパソコン、スマートフォンに専用アプリをダウンロード。球団から指示された時間とパスワードでログインする。すると、画面を通して伊藤光が話す表情が見え、質問する記者の声も答える伊藤光の声も、全員がリアルタイムに共有できる。
練習後、約10分間取材に応じた伊藤光は「記者も僕らもいろいろ自粛している中でも発信していくことは大事。今の時代だからできることもある。すごくいい試みだと思う」と、笑顔で語った。
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