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智弁和歌山に屈した市和歌山152キロ右腕 小園健太が涙「甲子園で終わりたかった」【高校野球和歌山大会】

2021年7月27日 16時17分

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決勝で敗れた市和歌山高・小園投手

決勝で敗れた市和歌山高・小園投手

◇27日 第103回全国高校野球選手権和歌山大会・決勝 市和歌山1―4智弁和歌山(紀三井寺)
 今秋ドラフト上位候補の最速152キロ右腕、市和歌山高・小園健太投手(3年)は決勝で、智弁和歌山の前に涙をのんだ。
 「すべてをぶつけるつもりでやってきた。自分としては精いっぱい力を出し切れたと思います」
 高野山との準決勝で5回コールドの完封から中1日。0―0で迎えた6回、智弁和歌山の高嶋仁前監督の孫、高嶋奨哉三塁手(3年)に先制の左前適時打を許し、さらに同点に追い付いた直後の7回に4安打を集中されて2点を勝ち越された。8イニングを投げて7安打、奪三振0、5四球の4失点(自責点2)で最後の夏を終えた。
 昨秋から、智弁和歌山との5度に及んだライバル対決は、市和歌山の3勝2敗。最後の最後に勝てなかった。
 今春のセンバツ大会では1回戦で県岐阜商に1―0の完封勝利を収め、明豊(大分)との2回戦は5回から登板し、一度は同点に追い付いたが、小園が決勝点を奪われて1―2と惜敗。5年ぶり7度目の優勝を目指したが、夏の甲子園へ行くことはできなかった。
 「これで最後か、と思うと、やっぱり甲子園で終わりたかった」
 そう話すと言葉に詰まり、目に涙を浮かべた。
 松川虎生主将(3年)とは中学時代の貝塚ヤングから6年間バッテリーを組んできた。
 「とても楽しかった。素直に、ありがとうと伝えたい」
 センバツ大会で中日の米村明アマスカウトチーフが「ドラフト1位でしか取れない」と絶賛した逸材。「自分(の野球人生)はまだ終わらないので、次のステージに向けてしっかりと準備していきたい」。小園はプロ志望届を提出することを明言し、10月11日のドラフト会議を待つ。

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