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【クイーンS】時代は格上撃破だ!”2勝クラス”イカット、アイビスSDに続く2週連続の波乱V演出へ本気

2021年7月27日 15時58分

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17日の函館12R、かもめ島特別を制したイカット

17日の函館12R、かもめ島特別を制したイカット

 「第69回クイーンS」(G3・8月1日・函館・芝1800メートル)は最近10年で1番人気が5勝している一方、しばしば波乱決着も起こる重賞として知られる。昨年のレッドアネモスが11番人気、16年マコトブリジャールが9番人気、15年メイショウスザンナが7番人気で勝っている。今年、その候補がイカット。2勝クラスを勝ったばかりでの格上挑戦だが、陣営は本気で一発を狙っている。
 時代は格上撃破だ。東京五輪では卓球・混合ダブルスで“みま・じゅん”こと伊藤美誠・水谷隼ペアが、これまで世界最強を譲らなかった中国ペアを決勝で撃破して金メダル。競泳・女子400メートル個人メドレーは五輪初出場の大橋悠依が、リオ五輪金メダリストらを相手に独走金だ。中央競馬でも、先週のアイビスSDは2勝クラスから2階級格上挑戦のオールアットワンスが力強く押し切った。
 この流れがクイーンSにも持ち越されるなら有力な格上挑戦馬はイカットだ。2勝クラスを勝ったばかりで重賞初挑戦。だが、この条件を見据えて本気で一発を狙っている。
 近藤助手は秘めた自信を言葉に込めた。「相手は強くなるけれど、小回りの芝1800メートルはこの馬の最適条件。まだ底を見せていないし楽しみです」。前日の31日には3勝クラスで距離も近い2000メートル戦のSTV杯もある。力試しの一戦には違いないが、試すだけの価値ありとの確信を持って、特別登録を重賞一本に絞った。
 やや難しい気性的な特性も、穴っぽさを演出している。「スムーズな競馬だとかえって駄目な馬。馬群でストレスをかけた方がいいんですよ」と同助手。もまれて馬が怒ると気持ちが入って一瞬の切れ脚が引き出される一方、もまれないと闘争心をかき立てられず、手応え今ひとつで伸び負けてしまう。テン乗りでは騎手に「足りない馬」との印象も残りかねない。
 その点、前走でその特性を体感している横山武が続戦騎乗するのは前向き材料だ。「これまでレースごとに騎手が代わって、2度乗ったことがあるのはルメールくらい。前走で分かってくれている横山武ジョッキーが連続騎乗してくれるのも心強いね」と同助手。2週連続の格上挑戦馬による重賞Vは、起こっても何らおかしくなさそうだ。

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