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農作物被害拡大でカラス撃退に知恵絞る 大府市

2021年7月27日 05時00分 (7月27日 12時11分更新)
鳴き声を装置から流してカラスの反応をうかがう塚原さん(左)ら=大府市半月町の深谷ぶどう園で

鳴き声を装置から流してカラスの反応をうかがう塚原さん(左)ら=大府市半月町の深谷ぶどう園で

  • 鳴き声を装置から流してカラスの反応をうかがう塚原さん(左)ら=大府市半月町の深谷ぶどう園で
  • 空中に投げられたカラスのような疑似餌に向けて突進するハリスホーク(右)=大府市北崎町の桑山農園で
 カラスによる農作物への被害が年々拡大しているとして、大府市が対策に乗り出した。七月中旬には研究者を招き、カラスの習性を利用した対策講習会とタカによる追い払いの実証実験を相次いで実施。効果のある撃退法を模索している。 (栗山真寛)
 市の市鳥獣被害防止計画によると、二〇一九年度に市内の農作物が受けた鳥獣被害額はカラスによるものが七百二十万円に上り、全体の76%を占めた。
 市内の農家約三十人が参加した対策講習会では宇都宮大特任助教で、カラス対策製品の販売などを手掛けるベンチャー企業、CrowLab社長の塚原直樹さんが講演。塚原さんは鳴き声を四十パターン以上に分類し、カラスが近寄らない鳴き声を編集した音源を流す装置を開発した。
 市内のげんきの郷のトウモロコシ畑で今年から装置の実験をしている。施設職員の菅和彦さん(60)は「例年、トウモロコシの5%くらいをカラスにやられるが、今年は被害が半分くらい抑えられている」と話す。塚原さんは他にも、カラスの生態に基づいた効果的な対処法をアドバイスした。
 別の日に市は、同市北崎町のナシ園、桑山農園で、鳥害対策の専門業者、オオヨドコーポレーションPテックス(...

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