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タブレット端末で高齢者の安否確認 砺波の中山間地 栴檀山は全戸配布

2021年7月27日 05時00分 (7月27日 10時28分更新)

 高齢化や人口減少で過疎化が進む砺波市の中山間地、栴檀(せんだん)山、栴檀野地域は本年度、高齢者の安否確認などにタブレット端末を活用する事業に乗り出す。総務省のデジタル技術を活用した過疎地域支援事業で千五百万円の補助を受ける。
 栴檀山の高齢化率は四月末で51・7%、栴檀野は42・4%と市内一、二位の高さ。
 栴檀山地域では、スマートフォンより画面が大きく高齢者が使いやすいタブレット端末を、全約百五十戸に一台ずつ配布。地域では高齢者の見守りをするのも高齢者のため、見守る側がラインで状況を問い合わせ、見守られる側もラインで返答し、見守る側の高齢者の負担を軽減する。
 端末は健康づくりや生涯学習でも活用。筋力を鍛える百歳体操の会場に出掛ける手段がない高齢者は、端末で映像を見たり、会場とつないでオンラインで参加したりする。公民館の講座の中継なども検討する。
 課題は高齢者がインターネットに慣れることで、二十九日から使い方講習会を始める。
 栴檀野地域では、山間地の高齢者に端末を導入するほか、旧幼稚園を活用したコミュニティー施設に大人用トイレを整備する。 (松村裕子)

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