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タチウオ豊漁年か 静岡・福田沖

2021年7月27日 05時00分

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110センチのドラゴンタチウオを手に筆者

110センチのドラゴンタチウオを手に筆者

  • 110センチのドラゴンタチウオを手に筆者
  • 筆者のタチウオ&アカムツ釣果

 絶妙の釣趣と絶品の食味のタチウオの季節がやって来た。静岡県の駿河湾、天竜沖、福田(ふくで)沖ではすでにドラゴン級、メーター級も多く交じって好調な滑り出しとなっている。今回は天竜沖、福田沖の大タチウオとの駆け引きに勝つための仕掛けとテクニックなどについてお届けしよう。 (中日釣ペン・向井直)
 【概況】今季は6月中旬に駿河湾からタチウオが上がりだした。金洲の本ガツオが好調続きであることからも、餌となるカタクチイワシなど小魚は豊富であると考えられる。この餌を追って増勢の黒潮とともにやって来たタチが駿河湾や遠州灘に入ってきているのだろう。気象庁の海流予想図によれば、今後も黒潮はさらに増勢となり、駿河湾、遠州灘にはタチが続々到来しそうだ。
 【仕掛け】大タチは学習をかなりの程度積んでおり、仕掛けは1本針がお勧めだ。2本針に2本とも掛かると、巻き上げ途中の強烈な引き込みのため、巻き上げスピードが緩んだ時に1匹が浮いてハリスを切ることがあるからだ。掛かる時に仕掛けごとかむこともあるので、ワイヤ仕掛けが望ましい。
 強烈な引き込みに耐えられるようハリスはフロロ10号にする。タコベイトは状況に応じて違う色を使い分ける。ライトは必須で色は赤、緑、ケイムラを用意する。潮色で当たりがある。3色点滅もあるといい。
 【実釣】11日午前5時すぎ、磐田市の福田港から「福徳丸」に釣友3人と乗り込み、6人の乗り合いでアカムツとのリレー釣りに出た。ほぼ入れ掛かりでアカムツを上げた後の10時、天竜沖でタチウオの流し釣りとなった。だが、河口沖のため大雨による濁水が底の方まで及んでいたようで、2時間アタリなし。福田沖に移動した。
 福田沖の潮色は濁水がやや緩和されており、多くの釣り船が集まっていた。図の仕掛けにサンマの切り身の縫い刺しで左舷ミヨシから下ろした。水深は120メートルほどだが指示棚は80〜60メートル。昼間でも濁りがあってタチが浮いていた。
 85メートルから電動巻き上げで誘うと80メートルでアタリ。手巻きを加えると竿が突っ込んだ。いきなりメーター級が上がり、2投目は105センチのドラゴン。その後も入れ当たりで110センチも顔を見せた。午後1時すぎまでにアタリが12回あり、8勝4敗で大タチ&良型タチを手中にした
 私の8匹のタチウオは95〜110センチで竿頭だった。少ない人でメーター級1匹。実質1時間の釣りながら今季の大タチの手応えを感じることができた。とはいえ、値のいい大タチほど網で捕獲されやすい。
 ちなみに、アカムツは杉本邦夫さん(78)の40センチを頭に6人で59匹の大釣りだった。乗合料金1万3000円、アカムツの餌(ホタルイカ)、タチウオの餌(サンマの切り身)、氷付き。タチウオ単独狙いは午前10時竿出し、午後3時納竿となっている。
 【テクニック】誘いは電動リールのスロー巻き上げで行うが、イカと比べて速めのスピードがいい。11日の福田沖ではS社3000番「6」のスピードに当たった。このスピードは潮の速さ、使用オモリによって異なってくる。

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