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産業界期待、でも課題山積 ワクチンパスポート受け付け開始

2021年7月27日 05時00分 (7月27日 05時01分更新)
 新型コロナウイルスワクチンの接種歴を公的に証明する「ワクチンパスポート」の申請受け付けが二十六日、全国の市区町村で始まった。使用可能な国の入国審査で提示すれば、隔離やPCR検査の免除といった優遇措置が受けられる。ビジネスの往来を活発化させたい経済界が導入を求めていた。
 政府によると、当面は海外渡航用に限定する。使用できるのは二十一日現在でイタリア、オーストリア、トルコ、ブルガリア、ポーランドの五カ国。このほか、韓国では隔離の免除に必要な書類の一つとして認められた。エストニアはワクチン接種の有無にかかわらず隔離を実施していない。政府は対象国の拡大に向けた交渉を加速させる。
 交付を希望する人は申請書やパスポート(旅券)、ワクチンの接種券などを市区町村の窓口に持参するか郵送で提出する。当面は紙での申請、交付に限るが、将来的には電子申請や交付後にスマートフォンに表示できるようにすることも検討している。発行手数料は国が負担する。加藤勝信官房長官は記者会見で、使用対象国について「逐次公表していく」と述べ、今後拡大させる方針を強調した。ただ、経済界の期待が大きい米中両国は制度上の障壁から見通しは立...

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