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ご近所ペアが頂点に 卓球日本初の「金」 混合複 水谷・伊藤組 

2021年7月27日 05時00分 (7月27日 05時01分更新)
卓球混合ダブルス決勝で中国組を破って金メダルを獲得し、喜ぶ水谷隼(右)と伊藤美誠=26日、東京体育館で(内山田正夫撮影)

卓球混合ダブルス決勝で中国組を破って金メダルを獲得し、喜ぶ水谷隼(右)と伊藤美誠=26日、東京体育館で(内山田正夫撮影)

 日本卓球界が未到であった五輪の金メダルを、年の差十二歳の同郷ペアが初めてつかんだ。今大会で初採用された混合ダブルスで、ともに静岡県磐田市出身の水谷隼と伊藤美誠が決勝で中国ペアに競り勝った。
 卓球の日本代表が発表されたのは二〇二〇年一月六日。当時、水谷は日本勢の世界ランキングで三番手。自動的に代表権を得られる上位二人に入っていなかった。残り一枠で、水谷は推薦での選出となり、団体と混合ダブルスのみの出場となった。
 水谷に迷いはなかった。「東京でのメダルを期待されている。そこに向けて精いっぱいやりたい」。リオ五輪後は「ボーナスステージ」と笑う。東京五輪を最後に、代表を退くシナリオを思い描き、「ゴールを決めているからこそ、力を発揮できる」。言葉通り、一つの大きな結果を出した。
 一方、伊藤は二〇一九年の女子の代表争いを日本勢トップで通過。だが目標はあくまで五輪の優勝。「実力をさらに上げていかないといけない」と気を緩めなかった。
 リオ五輪では、十五歳三百日で卓球の五輪史上最年少メダリストになった。その反動で一時は見えない重圧と闘い、試合をするのが怖いとさえ思ったこともあった。だが、「その時期があ...

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