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RSウイルス流行 6月の県内患者が過去最多 乳幼児に多い呼吸器感染症

2021年7月27日 05時00分 (7月27日 05時00分更新)
 乳幼児に肺炎を引き起こすこともある「RSウイルス感染症」が、全国的に流行している。県内でも先月の患者数が、データを取り始めた二〇〇三年以降過去最多を更新しており、県小児科医会の笠原善仁会長は注意を呼び掛けている。(山口育江)
 RSウイルス感染症は、急性の呼吸器感染症で乳幼児に多い。国立感染症研究所によると、生後一年間で50〜70%以上、三歳までにほぼすべての子どもが感染する。
 主な症状は、せきや発熱。熱は二、三日、せきは一〜二週間続く場合が多いという。
 県内二十三定点医療機関(小児科)からの報告患者数をまとめる「県感染症発生動向調査」によると、一定点医療機関当たりの過去最多の患者数は、二〇一七年九月の八・〇〇人。しかし二一年第二十三週(六月七〜十三日)は一三・一七人と大幅に上回った。それ以降も八人以上と高止まり状態が続いている。
 例年は秋から冬に流行。二〇年はコロナ禍で外出を控えたり、保育園が休園したりするなどしたため、RSウイルスの感染者が少なかった。
 笠原会長によると、乳児や未熟児などは、肺炎や脱水症状になることもある。感染は飛沫(ひまつ)や接触から。再感染することもあり、「一度...

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