海の向こうの『根尾世代』に注目!ロボット応援団も登場…台湾プロ野球が開幕 見どころ色々
2020年4月13日 12時43分
観客が入れるようになれば…華やかチアも
台湾プロ野球は12日、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた公式戦が開幕した。台湾楽天の主催試合などは、動画配信サービスの「イレブンスポーツ」(有料)によってインターネット中継される。そこで、昨秋、台湾で行われたウインターリーグを取材した本紙記者に台湾プロ野球の見どころについて語ってもらった。
世界で最も早いプロ野球の開幕となった台湾。球春が待ち遠しい日本の皆さんも、楽しみながら見てみては。
昨年11~12月に台湾で行われたウインターリーグを取材。中日・根尾ら日本のホープたちの奮闘を追いかけた。対戦相手として見た台湾の若手たちは、まだまだ荒削りだった。ただ、彼らのポテンシャルの高さは見どころの一つだと思う。
2018年のU―18アジア大会。台湾代表は根尾、吉田輝(現日本ハム)らを擁する日本代表を準決勝で破り、準優勝した。このときの中心メンバーがプロ2年目を迎えた。特に富邦の捕手・戴培峰(20)、統一の林靖凱(19)と中信兄弟の江坤宇(19)の二遊間コンビは注目。林靖凱は12日の開幕戦でも2番・二塁でスタメン出場している。
看板選手では昨季、右打ちで3割8分9厘の高打率を残した首位打者の林立内野手(24)、30発で本塁打王に輝いた左打ちの朱育賢内野手(28)の台湾楽天コンビに注目。昨秋のプレミア12では、台湾の主軸として侍ジャパンの稲葉監督も警戒していた。
グラウンド外にも目を向けたい。コロナ禍による無観客試合のために誕生したのがロボット応援団だ。台湾楽天が結成。台湾プロ野球(CPBL)の公式ツイッターでは、雨天中止となった11日のスタンドの様子を公開。ライトに照らされたロボットが太鼓をたたいていた。
観客が入れるようになれば、日本とは一風違った応援も見られる。鳴り物が基本の日本とは違い、スピーカーなどを使う。そしてチアガールは華やかだ。(長森謙介)
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