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秘めた実力 全国へ 200メートル 入賞狙える記録 輪島中陸上部年・木下さん 

2021年7月26日 05時00分 (7月26日 05時03分更新)
スタートの練習に取り組む木下淑仁さん=輪島市マリンタウンで

スタートの練習に取り組む木下淑仁さん=輪島市マリンタウンで


 輪島市輪島中学校陸上部三年の木下淑仁(としひと)さん(15)が、八月十七日に茨城県で開幕する全日本中学校陸上競技選手権大会の男子200メートル走に初出場する。県大会の予選で出した22秒07は全国入賞も狙える好記録。「中学最後の大会で全力を尽くしたい」と練習に励んでいる。 (日暮大輔)
 小学五年で短距離走を始め、100メートル走に力を入れてきた。200メートルは筋持久力強化の練習で取り組み、本命ではなかった。六月、全国の切符を懸けた県大会で秘めた実力を発揮。予選の好走は「追い風でコンディションは良かったけど、まさかと思った」。決勝はややタイムを落とすも、危なげなく優勝した。
 一八〇センチの高身長。広い歩幅による後半の加速力が距離の長い200メートルで生きた。勝負の鍵はスタート直後のカーブで「曲がるときに前傾を保って抜け出し、後半は歩幅をテンポよく維持する」と心掛ける。練習では目印を置いてレーンを狭め、外側に膨らまない走りを身に付けた。
 顧問の吉田朋平(ともなり)さん(32)は「速く走る方法を考え、自ら吸収する選手」と評する。「県大会は筋肉痛で万全でなかった。追い風とスタートがはまり、記録が出てしまった感じ。本人も驚いていた」と振り返った上で、「けがに焦らないのは良い意味で中学生離れしていて、力はある。八月三日には北信越大会があり、全国へ勢いをつけてほしい」と期待する。
 二年時のタイムは今より1秒以上遅かったといい、全国ではまだ無名。木下さんは「ここまで来たら、優勝したい思いはあるけれど、平常心で臨みたい。自己ベストを出し、その先に結果がついてきたらいい」と力を込めた。

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