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ベランダで自主トレ続けた阪神岩貞…コロナ禍と熊本地震に見舞われ「苦しいのはみんな同じ。心一つに」

2020年4月17日 15時47分

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マスクをして甲子園を走る阪神・岩貞(球団提供)

マスクをして甲子園を走る阪神・岩貞(球団提供)

 今季7年目を迎えた阪神の左腕・岩貞祐太投手(28)は17日、甲子園球場で自主練習し、キャッチボールや内野ノックなどで汗を流した。練習終了後にはマスコミ各社とのオンライン取材に応じ、来週中にはブルペン入りする考えを明かした。
 「まだ開幕も見えていなくて、国全体で外出自粛となっている。まだ気を引き締めていかないといけないと思う」と普段の生活から用心しているという。体調には問題なく「思った以上に動けているな、と思う」と話した。1月の自主トレ期間中にやっていたことをベランダなどで続け「体力は落ちてないかな、と思う」という。
 熊本地震(2016年4月14日)から4年がたつ。熊本市内の実家が被災。震度7を計測した益城町に住む親戚も被害は大きかったという。その翌17年から1勝につき10万円の義援金などを贈っている。
 「毎回地元へ戻るたびに道がきれいになっていたり、新しい家が建ったりして、復興しているなと思うんですが、僕の知ってる街並みからは変わって、ちょっと寂しいところはあります。熊本の皆さんが不自由なく生活できるようになっていることがうれしいですが、まだまだというところもたくさんあるので、自分としても野球を通じていろいろ貢献していこうという気持ちは変わらず持ってます」
 今春オープン戦(途中から無観客試合)では、矢野監督から「先発・中継ぎの両にらみ」調整を指示されていた。左腕の岩崎が右足を痛め、リリーフ左腕の駒不足を懸念したからだ。そこで白羽の矢が立ったのが岩貞だった。
 プロ3年目の2016年には初の二桁勝利(10勝9敗)を記録したものの、その翌年からは2年連続の二桁敗戦。昨季は5月にインフルエンザを発症して、さらに追い打ちを掛けるように右脇腹痛、背中の張りなど体調不良が続き、再昇格したのは9月だった。このため8試合2勝4敗、防御率4・02の成績不振に終わった。
 救援登板は2年前の1試合を最後に、過去3試合しかない。先発を託されてきた左腕だが、準備は怠らない。ファンに向けては「苦しいのはみんな同じ。心を一つにして頑張って、みんなで乗り切っていきましょう」とメッセージを送った。

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