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<福井掘れ惚れ> 共生へ、貴重な懸け橋 外国人コミュニティリーダー 増す存在感 

2021年7月26日 05時00分 (7月26日 05時00分更新)
リーダーの1人として情報発信に力を入れる于さん=福井市の県国際交流会館で

リーダーの1人として情報発信に力を入れる于さん=福井市の県国際交流会館で

  • リーダーの1人として情報発信に力を入れる于さん=福井市の県国際交流会館で
  • 外国人の新型コロナワクチンの予約を助ける電話窓口=福井市の県国際交流会館で
 行政と外国人住民の橋渡し役として県が昨年9月に初めて委嘱した「外国人コミュニティリーダー」が、存在感を増している。災害、生活情報を母国語に翻訳して会員制交流サイト(SNS)で発信するほか、外国人を取り巻く地域の課題を吸い上げる役目も担う。誰もが暮らしやすい地域をつくろうと取り組む日々を追った。
 雨や雪の勢いが強まると、自然とスマートフォンに手が伸びる。リーダーの一人で、二〇一九年から勝山市に住む中国出身の于大偉(うだいい)さん(31)は、県国際交流協会などの情報を基に、SNSの中国人コミュニティーで約千人にメッセージを届けている。初来日から十年がたち、日本語に不自由はない。個人的な意見を書き添える時は、自治体の情報と混同されないように注意を払う。「特に命に関わることは信ぴょう性が大事だから」と責任感を口にする。
 地域の外国人から最近よく相談を受けるテーマは、新型コロナウイルスのワクチン接種への対応だ。県は六月下旬、十六言語に対応する外国人向けの電話窓口「ふくい外国人新型コロナワクチン接種相談・予約サポートデスク」を開設した。相談員が複数人で会話できるシステムを使い、予約希望の外国人と...

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