八王子学園八王子・羽田 代打で夏終える「エースなのに投げられなくて…」進路はプロ含め熟慮【高校野球西東京大会】
2021年7月25日 20時16分
◇25日 全国高校野球選手権西東京大会 狛江3―2八王子学園八王子(スリーボンドスタジアム八王子)
都立の狛江が八王子学園八王子に競り勝って準々決勝に進んだ。左肘を痛めていたプロ注目の八王子のエース左腕、羽田慎之介投手(3年)は9回に代打で登場したが、この夏は登板なしに終わった。
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149キロ左腕の夏は登板なしで終わった。左肘を痛めていた羽田の出番は、1点を追う9回2死一、二塁での代打。中直で最後の打者となった。巨人、中日など7球団のスカウトが視察したが、今夏の初登板を披露できず「自分がエースなのに投げられなくて、努力が足りなかったのかもしれない。次の試合は投げるつもりでいました」と悔しそうに話した。
骨髄浮腫と診断されていた左肘は超音波治療などを前日までしていた。安藤徳明監督(59)は「きのう(24日)が最後の治療で(ドクターから)きょうはノースローにしてくれと言われた。勝ち上がれば投げさせる予定だった」と明かした。
羽田は「夏の大会前はプロ志望の予定でした。この夏、一度も投げていないので、いろんな人と話し合って決めたい」と進路は明言しなかった。機会があれば投球練習を見に行くというスカウト陣の動向も踏まえて判断することになる。
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