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申ジエ 粘り強く今季4勝目 「内容に満足」絵画からイメージ得て自在にライン描く【女子ゴルフ】

2021年7月25日 17時27分

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申ジエ

申ジエ

◇25日 大東建託・いい部屋ネットレディス最終日(札幌市・滝のCC)
 前日首位に立った申ジエ(韓国)が苦しみながらも4バーディー、3ボギー71にまとめ、通算15アンダーで2位に5打差をつけ優勝を飾った。6月のニチレイレディス以来となる今季4勝目で日本ツアー通算28勝目。10アンダーの2位には渡辺彩香(26)=大東建託=ら4人が入った。渋野日向子(22)=サントリー=は74とスコアを落とし、2アンダーの33位に終わった。
  ◇  ◇  ◇
 強風の中、申ジエが独走Vを決めた。これで自身世界通算61勝。初日から68、68、66、71のゴルフに「スコアではなく、自分の思ったところにボールが落とせた内容に満足できた。これから、自信を持ってやっていこうと思います」と話した。
 最終日は3つのボギーもあったが、最難関ホールの9番パー4では得意の23度ユーティリティーでピン左手前7メートルに乗せてバーディー奪取。14番ではいやらしい3メートルのパーパットを「これが今日一番大事な1打」と心に念じてねじ込んだ。
 優勝会見で、3つのキーワードが口をついた。
 「視野は広く」。
 大会2日目のラウンド終了後、コース近くの美術館に立ち寄った。「最近ゴルフしかやってない感じが強くて。ゴルフに固執しすぎて視野が狭くなってると思ったから」という。米画家のキース・へリングさんの絵画展だった。
 「自信を持ってラインを描く」
 絵画展を見て感じたのは、下書きなしに描く、メッセージ性のある線。パッティングにもショットにもそのイメージが生きた。
 最後は「風の中で狙い澄ます1打」
 東京五輪を映像でチェックし、自身が小学3、4年生時に取り組んだアーチェリーの感覚がよみがえったという。「風を読みながら動かないターゲットを狙うのは、ゴルフと同じ。私の中ではいい影響を与えてくれている経験なんです」とした。
 これで今季賞金が1億円を突破。悲願となる日本ツアー賞金女王の座は全く諦めていない。

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