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「クールだったよ」賛否の開会式、米国記者は興奮「ノリノリではなかったが今の状況下では素晴らしい」【東京五輪・記者コラム】

2021年7月25日 08時49分

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開会式で、ピクトグラムと同じポーズをとるパフォーマー

開会式で、ピクトグラムと同じポーズをとるパフォーマー

 23日深夜に開会式が終わり、ホテルへ戻るタクシーに乗ったとき、時計は日付が変わり午前1時を回っていた。車内で半分眠りながら、開会式を反すうした。MISIAの国歌独唱、ゲーム音楽が流れる中での入場行進…。一つ一つは印象深いのだけれど、盛りだくさんなわりには全体的なインパクトに乏しかったような気もした。SNS上での反応も、賛否が割れているようだ。
 24日に柔道会場で出会った米国の男性記者は、私のもやもやを一蹴した。「クールな開会式だったよ。特にピクトグラムのくだりなんて最高だった。最後に大坂なおみが聖火の最終ランナーとして登場してきたときは、興奮したよ」。絶賛の嵐だった。
 とはいえ、こちらも社交辞令は聞き飽きている。「そうはいっても…」と続けた記者に、彼は問い掛けた。「君は満足していないのか?厳しいね。無観客で、みんながノリノリで盛り上がるようなシーンはなかった。だが、今の状況下では素晴らしい開会式だったんじゃないかな」
 確かに社会情勢の変化や、簡素化という縛りの中、関係者が知恵を絞った式典だったことは間違いない。五輪取材を終えたら、一度ゆっくり開会式のVTRを見直してみよう。(木村尚公)

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