【侍ジャパン強化試合】千賀いきなり159キロでどよめきも…2イニング目につかまり2失点 ブルペン直行で居残り練習
2021年7月24日 19時18分
◇24日 強化試合 侍ジャパン3-5楽天(楽天生命パーク宮城)
東京五輪に出場する侍ジャパンは24日、楽天との強化試合(楽天生命パーク宮城)を行い、3―5で逆転負けを喫した。負け投手になった千賀滉大投手(28)=ソフトバンク=は、降板後にブルペンに直行。開幕4日前の実戦で、不安を露呈した。先発の山本由伸投手(22)=オリックス=は2イニングを無失点。中3日で1次リーグ初戦のドミニカ共和国戦(28日、福島あづま球場)に向かう。
◇ ◇ ◇
予定の2イニングを投げ終えた千賀は、そのままブルペンに直行した。
「傾斜(のあるマウンド)でやりたいことがありました。(どの)球種がというより、フォーム全体のバランスですね。不安がある部分へのアプローチ。みんなが帰った後でもやらないといけないなと」。試合で42球、居残りで40球。もう本番までに調整登板はない。
7回に登板。いきなり159キロでスタンドをざわつかせた。しかし、2球目の156キロをディクソンに打ち返される。この回はしのいだが、8回につかまった。2死三塁から連続四球で塁を埋め、再びディクソンに154キロを中前に運ばれた。
「勝った、負けたはこの2試合ではそんなに気にしていない。むしろこういう形の方が、選手もこれではいかんとやってくれると思う。でもズルズルいってはいけないので、明日は明日でまたしっかりやってもらいます」
稲葉監督はネガティブな言葉を一切、口にしなかったが、千賀は代替選手としての選出。もちろん実績、実力ともに抜群だが、4月に左足首の靱帯(じんたい)を損傷した。1軍復帰戦(7月6日、ロッテ戦)では自己ワーストの10失点。そもそもプロセスに不安があったのだが、この日のマウンドで払拭(ふっしょく)することはできなかった。
3番手の青柳晃洋(阪神)も2イニング2失点。2人は中盤を支える第2先発の役割が期待されている。夏場のデーゲーム。早めの継投に踏み切るには、2人の存在は重要だ。
救いは本番を見据えて青柳は甲斐拓也(ソフトバンク)、千賀は梅野隆太郎(阪神)と本来の相棒とは入れ替えて投げたということ。意思疎通も含め、課題が見つかったことを前向きにとらえるしかない。
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