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三宅宏実3大会連続のメダルならず 35歳集大成、最後の五輪は記録なし…今後は指導者で新たな夢へ【東京五輪・重量挙げ女子49キロ級】

2021年7月24日 15時03分

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スナッチの2回目で76キロに失敗した三宅宏実

スナッチの2回目で76キロに失敗した三宅宏実

◇24日 重量挙げ 女子49キロ級(東京国際フォーラム)
 重量挙げ女子第一人者の三宅宏実(35)の3大会連続メダルはならなかった。スナッチ74キロを受けたクリーン&ジャークでは99キロを上げるのに3回とも失敗。記録なしで五輪を終えた。今大会は柔道の谷亮子と並ぶ日本女子では夏季最多出場。競技人生の総まとめとして臨んだ大会だった。
 東京大会は三宅ファミリーにとって特別だった。父方のおじは三宅義信さん。前回1964年大会では日本の金メダル1号に輝き、23日の開会式では日の丸を運んだ。その弟、つまり宏美の父・義行さんは兄の活躍に刺激を受け、4年後に兄弟で表彰台に立った。
 母は音大出身。その影響でピアノを習い、最初に目指したのはピアニストだった。しかし中学3年だった2000年シドニー大会で女子が五輪に採用され、すべては変わった。それを見て「自分もやってみたい。夢を追いかけたい」と思った。そこから父との二人三脚が始まった。
 04年アテネで初出場を果たし、12年ロンドンで銀メダル、16年リオデジャネイロでも銅メダルを獲得した。しかし、その陰で体は悲鳴をあげていた。腰椎ヘルニアに襲われ、脚がしびれた。さらに右太ももに肉離れを起こし、かばっているうちに左脚まで故障した。それでもあきらめず、ここまできた。
 東京で始まった三宅ファミリーの夢。常識ではこれが最後の五輪になるだろう。すでに所属の「いちごウエイトリフティング部」の肩書は選手兼任コーチでもある。父同様、今後は指導者として新たな夢に向かうことになりそうだ。
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