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プロ野球引退&戦力外はジワジワ「年齢低下」傾向 指導者&スタッフへの”再就職”が増加「ユーチューバーになりたい」と希望した選手も…

2020年4月25日 19時34分

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NPB

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 日本野球機構(NPB)は22日、昨季限りで引退または戦力外となった日本選手127人を対象とした「進路調査結果」を公表した。NPBの担当者は注目すべき数値として「対象年齢の低下」と「NPB関係進路の増加」を挙げている。
 3月31日時点での調査結果によると、対象になった選手の年齢分布では「25~29歳」が34・9%(18年は27・9%)と増加。29歳以下で戦力外や引退となった選手が全体の61・1%に上った。平均年齢は2016年の29・6歳から毎年ジワジワと下がり、今回は28・2歳だった。

 進路の内訳では、指導者や球団スタッフなどの「NPB関係」が60・6%(77人)と最も多く、数値が残っている11年以降の調査では最大割合となった。また、独立リーグや野球評論家など「その他野球関係」が16・5%(21人)、一般企業や進学など「野球関係以外」が15・7%(20人)、進路不明を含む「未定」が7・1%(9人)となっている。
 「NPB関係」の中では、「球団職員・スタッフ」として“再就職”したケースが34人で最多。同一球団内での育成再契約を除く「育成選手契約」が19人で続く。「NPB関係」は15年(48・0%)から年々増加しているという。
 NPBでは、いずれも契約が切れた時には再び社会に出る必要に迫られる可能性があることを指摘。「サードキャリアの問題も出てくるのではないかと心配している。球団職員やスタッフも人数に限りがある。球団に残りながら、サードキャリアに備えて何かを勉強できる機会を(球団とともに)提供するという案も考えられる」という。
 一方、特別支援制度などを活用してセカンドキャリアで大学進学を選んだ3人。調査では「ユーチューバーになりたい」と希望したものの、収益につながっているとは考えにくいため「不明」扱いとなった例もあるという。

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