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プロ通算10勝 父の母校で目指した甲子園…北摂つばさ・山内琉雅、親子の夢かなわず【高校野球大阪大会】

2021年7月23日 15時04分

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北摂つばさ・山内投手

北摂つばさ・山内投手

◇23日 第103回全国高校野球選手権大阪大会3回戦 北摂つばさ7―10大阪(大阪シティ信用金庫スタジアム)
 オリックス、ヤクルトの投手として活躍した山内嘉弘元投手(55)の長男で、公立の北摂つばさ高の山内琉雅(りゅうが)投手(3年)は先発して4回途中で降板し、チームは逆転負けを喫した。
 「ピンチを残した場面で、リリーフの鴻上(竜也)くんにバトンを渡す形になったのが申し訳ないです。できるだけ長いイニングを投げたかったんですが、自分のスタミナが持ちませんでした」
 父は近畿大からドラフト2位で1988年に阪急(現オリックス)に入団し、通算110試合に登板して10勝5敗23セーブを挙げた右腕。山内は父の母校(当時の校名は茨木東)へ進学。小さいころから「投手は下半身が大事、スタミナが大事と教えられて、自分で鍛えてきました」と言う。
 21日の2回戦、都島工戦は3―2で勝った。先発した山内は途中交代したが、115球を投げていた。この日は中1日での先発とあって、疲労を考慮した鈴木禎斉監督は早めの継投を予定していた。しかし、中盤から小刻みに加点され、一度は再逆転したものの、7回に突き放され、力尽きた。
 父は現在、オリックス球団のスタッフ(2軍用具担当)。試合をした大阪シティ信用金庫スタジアムは球団施設から徒歩1分程度の位置にある。それでも父は仕事があり、応援に駆けつけることはできなかったという。早朝に「私学相手でも臆することなく、楽しんで投げてこい。負けるなよ」と激励されて臨んだが、高校最後の試合に。父も届かなかった甲子園の夢を、息子も果たせなかった。 

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