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「平和の俳句」全国から4786句 選者2人が吟味

2021年7月23日 05時00分 (7月23日 05時02分更新)
「平和の俳句」選考の感想を語る選者・いとうせいこうさん

「平和の俳句」選考の感想を語る選者・いとうせいこうさん

  • 「平和の俳句」選考の感想を語る選者・いとうせいこうさん
  • 読者から寄せられた句を選ぶ選者・黒田杏子さん=東京都千代田区で
 本紙が六、七月に募集した「平和の俳句」の応募は全国から四千七百八十六句に達した。選者の二人、作家のいとうせいこうさん(60)と俳人の黒田杏子(ももこ)さん(82)による選考も行われた。入選句は八月中の特集面に掲載する。
 今回の選考も昨年来と同じく、新型コロナウイルスの感染予防のため、リモート形式で行った。
 いとうさんは選考後、「作品の熱さが印象的」と第一声。「『平和の俳句』は長く続いているのに、今なお新しい、多様性のある作品に出会うことができる。それはうれしい驚き。これからもどんどん名句が生まれるでしょう」と語った。
 黒田さんも「全体的にバラエティーに富んでいた」と評価した。「若い人から高齢の方まで、こなれた良い句がたくさんありました」と笑顔。「戦争体験者がいなくなる中、環境や家族とのつながりなど、生活の中で実感した平和が句になっている」と指摘した。
 「平和の俳句」は戦後七十年の二〇一五年に始まった。今年は三月にも「東日本大震災十年」をテーマに加えた作品を掲載した。

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