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大谷翔平の役割は数値化できない… 「WARを超越した価値がある」と米サイト分析 背景にジョーカー的な柔軟性

2021年7月22日 13時33分

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エンゼルス・大谷(AP)

エンゼルス・大谷(AP)

 米大手野球分析サイトのベースボール・プロスペクタスは21日、エンゼルスの大谷翔平選手(27)について特集。二刀流をこなす大谷の価値が、近年頻繁に用いられるWARでは計りきれないところにあるとした。WARは「同じポジションの代替可能選手に比べて何勝を上積みできるか」を示すセイバーメトリクスの評価指数。
 WARは打撃、投球、守備、走塁を総合的に評価するが、同サイトは「チーム事情に応じて選手がもたらすフレキシビリティー(柔軟性)」を考慮していないと指摘。大谷は「二刀流登録」(コロナ禍により適用は来季以降)扱いでベンチ枠が一つ空くため、チームはさまざまな選択肢を採れる利点があるとした。
 具体的に、同サイトは「大谷が(通常のローテ5人制ではなく6人制の)先発ローテに入ることで他の先発陣は長い登板間隔を得られ、(救援陣のみで継投する)ブルペンデーも回避できる。打者としても、チームはもう一つのベンチ枠を使い、相手投手の左右に応じた野手の使い分けが可能になる」などを挙げた。
 同サイトは「WARはチーム事情を考慮に入れない指数だから、チームはその時点での必要性に応じた措置を講じられるという大谷のジョーカー的役割を数値化できない。フレキシビリティー自体に価値があるのに、WARはそれをカバーできない」と締めた。
 ちなみに、大谷の同サイトのWAR(WARP)は、野手ではメジャー全体で545人中7位の3.3、投手では539人中36位の1.8。投打の合計5.1は断トツのトップで、大谷に続く最高値はゲレロ一塁手(ブルージェイズ)の4.1だ。また、他のメジャー日本選手で最高順位はダルビッシュ(パドレス)の投手部門17位で、WAR2.4となっている。

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