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星稜高でクラスター 野球部 石川大会辞退

2021年7月22日 05時00分 (7月22日 10時58分更新)

 星稜高校(金沢市)は二十一日、生徒八人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち六人は野球部で、開催中の第百三回全国高校野球選手権石川大会で二十二日に予定されていた準々決勝を出場辞退することを決めた。
 同校によると、十九日に野球部以外の生徒の感染が発覚。複数の野球部員も体調不良を訴え、二十日に感染が判明した。同校は感染拡大を防ぐため、二十七日に予定していた終業式を二十日に繰り上げ、夏休みを前倒ししたほか、野球部は当面の間、その他の部活動は二十二〜二十五日の活動を休止する。二十一日までに野球部員と関係者約八十人のPCR検査を実施。他に感染者は確認されていない。
 同校では日頃から手指消毒や検温を徹底し、共有部分は毎日消毒していた。県によると、マスク着用を控えていた運動中に感染が広がったとみられる。感染者と同じ寮に住む濃厚接触者は寮内で待機するため、二十一日に県のクラスター対策班が指導に入った。
 野球部は甲子園に春夏通じて三十四回出場の名門。一九九五年と二〇一九年の夏に準優勝した。今回の石川大会も準々決勝まで勝ち進んでいたが、鍋谷正二学校長が二十一日、電話で県高野連の村戸徹会長に出場辞退を申し入れ、選手には林和成監督から伝えられた。
 野球部以外にも、陸上部やサッカー部なども強豪。福井県を中心に北信越で二十四日から開かれる全国高校総体(インターハイ)を控え、各競技で定められている参加判断基準や保健所の指導に沿って対応を決めるという。
 星稜高に隣接する金沢星稜大と同女子短大部では十四日に運動部のクラスター(感染者集団)が発生。九人の陽性が確認されている。
 高校野球を巡っては、各地で新型コロナの感染拡大による出場辞退が相次ぎ、新潟では昨夏独自大会優勝の中越、福井では今春県大会準優勝の福井商が辞退している。

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