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福井市と高知市 観光誘客で協定 龍馬ゆかり 

2021年7月22日 05時00分 (7月22日 10時06分更新)

協定書を交わす東村市長(中央左)と岡崎市長(同右)ら=福井市立郷土歴史博物館で


 幕末の志士・坂本龍馬と福井藩との縁を観光誘客に生かそうと、福井市は二十一日、龍馬生誕の地・高知市と「観光プロモーション・パートナーシップ協定」を結んだ。二〇二四年春の北陸新幹線県内開業に向け、龍馬ファンを福井へ呼び込む作戦で、高知市と連携した出向宣伝やPRイベントを展開していく。
 福井市立郷土歴史博物館での締結式には、福井市側から東村新一市長や皆川信正市議会議長、高知市側から岡崎誠也市長や和田勝美市議会議長ら計二十人が出席し、連携を誓った。
 東村市長は「さらに連携を深め、龍馬ゆかりの地として魅力を発信する」とあいさつ。岡崎市長は、勝海舟の命を受けて海軍操練所の建設資金を借りるために福井藩を訪れた龍馬に、松平春嶽が五千両を用立てたエピソードを引き合いに「龍馬が活躍できたのは、福井藩が五千両を貸してくれたおかげ」と話し、“恩返し”を約束した。
 八月にはJR福井駅西口のハピテラスで高知市物産展を開催し、十一月十五日には京都市で合同プロモーションを実施する予定。締結式に駆け付けた全国龍馬社中(高知市)の橋本邦健(くにたけ)会長は「龍馬会は現在、国内外に二百十。福井には越前龍馬会がある。われわれもネットワークを生かして応援するつもりだ」と話した。
 〇四(平成十六)年三月には同時オープンした福井市立郷土歴史博物館と高知市立龍馬の生まれたまち記念館が姉妹館になっている。 (北原愛)

坂本龍馬の関係資料などが並ぶ特別展=福井市立郷土歴史博物館で

 

郷土歴史博物館福井藩との関係で特別展

 土佐藩出身の幕末の志士・坂本龍馬と福井藩の関係を紹介した夏季特別展「龍馬と福井」が二十一日、福井市立郷土歴史博物館で始まった。八月二十六日まで。
 京都国立博物館の所蔵する重要文化財「坂本龍馬関係資料」から、龍馬直筆の書簡類計十三点を借り受け展示している。書簡の中には北陸初公開となる龍馬が愛妻おりょうに宛てた手紙も含まれている。福井藩の藩主・松平春嶽や中根雪江、三岡八郎(由利公正)など龍馬と親交の深かった人々との交流も展示資料として描かれている。
 来場した和田智史さん(47)は「時代を変えてくれた人たちの原点を知れてよかった」と話していた。
 特別展は観覧料は一般七百円、高校生・大学生は五百円。中学生以下と七十歳以上は無料。開館時間は午前九時〜午後七時。 (川端大智)

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