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基準8万倍の有害物質が検出 名古屋・港区の東亜合成工場

2021年7月22日 01時57分 (7月22日 02時00分更新)
 化学メーカーの東亜合成は21日、同社名古屋工場(名古屋市港区)の敷地内の地下水から、最大で市の環境基準の8万2千倍に当たる有害物質トリクロロエチレンを検出したと市に報告した。現在のところ健康被害は報告されていないが、市は近くの井戸の所有者に地下水を飲まないよう呼び掛けている。
 市環境局によると、基準値の8万2千倍のトリクロロエチレンは市内で過去最大値。他に、基準の3万3千倍の有害物質クロロエチレンも検出された。工場の土壌からも最大で8200倍のトリクロロエチレン、1100倍のクロロエチレンが検出された。
 名古屋工場ではカセイソーダや塩素などを生産。同社によると、工場敷地内には以前、有害物質を扱う研究施設があり、何らかの原因で地下に染み出た可能性がある。トリクロロエチレンは、摂取すると腹痛や、意識不明などの症状を引き起こす恐れがある。

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