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女子主将、最後の夏は監督 豊橋・桜丘高

2021年7月22日 05時00分 (7月22日 16時27分更新)
チームの紅白戦で、監督としてベンチ前から選手にサインを送る清川羽菜さん=愛知県豊橋市で

チームの紅白戦で、監督としてベンチ前から選手にサインを送る清川羽菜さん=愛知県豊橋市で

 二十二日開幕の全国高校軟式野球選手権愛知県大会に出場する桜丘(豊橋市)で、ただ一人の女子選手で主将の清川羽菜(はな)さん(18)が監督を務める。主催する県高野連の規定で女子選手が出場できず、本来の監督である顧問の計らいもあり実現した。県高野連によると、女子選手が監督としてベンチに入ることは例がないという。別の大会で出場経験もある清川さんは、最後の夏に指揮官として仲間と全国制覇を目指す。
 清川さんは県内市町村で最も人口の少ない豊根村の出身。近所に住む友人が少ない中、「友だちと土日も遊びたい」という理由で地元の少年野球チームに加入した。中学時代に球速や走塁スピードなど男子との差を痛感し、心の折れた時もあったが、同校に入り軟式野球部を見学し、競技への思いが再燃した。
 バント技術はチーム一。相手チームが前進守備を敷けば外野の頭を越える打球を放つ。「負けてたまるか、なめるなよと思う」。昨夏の県高体連主催の代替大会では代打や守備固めで出場して優勝に貢献し、主将に抜てきされた。顧問教諭の加藤幸人さん(44)は「ダメなことはダメだとはっきり言う。主将は即決だった」と振り返る。
 転機は今春だった。全国...

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