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インドのコロナ死者、発表の10倍? 400万人か、米機関が分析

2021年7月22日 05時00分 (7月22日 05時01分更新)
 【バンコク=岩崎健太朗】インドの新型コロナウイルス感染による死者数が、政府発表の四十万人余の十倍に達する約四百万人に上るとする可能性を米国の研究機関が明らかにした。各国政府発表などの世界全体の死者数は計四百万人超とされ、ほぼ同規模となる恐れを指摘している。
 米研究機関・世界開発センター(CGD)が二十日に発表した調査結果は、インドでの陽性率や感染者数、年齢層別の致死率など複数のデータを基に分析したところ、六月までの死者数が三百四十万〜四百九十万人となると推計。専門家らは、政府の意図的な過少発表ではなく、医療の逼迫(ひっぱく)などの事情で実態を把握しきれていないとみている。
 人口十三億八千万余のインドでは、世界的に猛威を振るう変異株「デルタ株」が四月ごろから急拡大。五月には政府発表で一日あたりの新規感染者が四十万人を超えた。
 都市封鎖やワクチン接種の加速でその後は減少に転じ、新規感染者は十分の一程度まで減っている。

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