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中国豪雨、120万人被災 河南省「1000年に一度」冠水被害

2021年7月22日 05時00分 (7月22日 05時01分更新)
20日、大雨で冠水した中国河南省鄭州市内=共同

20日、大雨で冠水した中国河南省鄭州市内=共同

  • 20日、大雨で冠水した中国河南省鄭州市内=共同
 【北京=坪井千隼】中国中部の河南省で十六日から記録的な大雨が続き、省都・鄭州(ていしゅう)などで大規模な冠水被害が発生した。中国メディアによると地元気象局は「千年に一度の大雨」と警戒を呼び掛けており、河南省政府は二十一日、死者が二十五人、行方不明者が七人となり、百二十万人が被災したと発表した。
 日産自動車は鄭州にある現地合弁の自動車工場の生産を一時停止した。
 鄭州では二十日午後、中国内陸部で観測史上最大級となる一時間に二〇〇ミリを超える雨量を記録した。同日午後六時ごろには、市内の地下鉄駅や線路に大量の雨水が流れ込み車両が冠水。五百人以上が救助されたが、十二人が死亡した。
 また鄭州近郊でも大雨による山崩れや洪水が相次ぎ、家屋の倒壊や冠水などの被害が出た。
 地元メディアによると河南省にある三十カ所以上のダムで水位が上昇し、一部に決壊の危険性があるという。
 鄭州は人口約一千万人。黄河沿いに位置し、水害が繰り返されてきた。河南省には日産自動車など日系企業約二十社が進出している。

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