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50円カレー笑顔届ける フードバンク七尾あす初支援

2021年7月22日 05時00分 (7月22日 05時03分更新)
食材を前に50円カレー提供へ向け打ち合わせる飛田とし子さん(左)と福岡一美さん=七尾市中島町浜田のCAFE AROMA美で

食材を前に50円カレー提供へ向け打ち合わせる飛田とし子さん(左)と福岡一美さん=七尾市中島町浜田のCAFE AROMA美で

 余った食材を必要な人に届け食品ロス(廃棄)などを防ぐ「フードバンク」を行うため七月に拠点事務所を構えた七尾市の市民団体「フードバンクジャパン七尾」が、活動本格化して最初の事業として二十三日、同市中島町浜田のカフェ「CAFE AROMA(アロマ)美(び)」でカレーライスを一食五十円で提供する。連日猛暑が続く中だが、「市民に笑顔を届けたい」と感染対策や食品管理を徹底しながら実施。継続開催も視野に入れる。(室木泰彦)

コロナ禍「少しでも多くの人に」

 団体は、国側の働き掛けもあり七尾市など能登地方でフードバンク事業を進めるけん引役として二〇一九年八月に設立。今月から同市矢田新町のポートサイド七尾一階に事務所を開設した。すでに善意で寄せられた食品を保管。今後は関係企業などと連携し、コロナ禍の支援活動を強化させるほか、災害時の非常食提供なども期待される。
 設立後はコロナ禍もあり活動を控えてきたが、活動拠点ができたことから、具体的な支援活動の皮切りとして格安カレー提供を企画した。市母子寡婦福祉協議会など協力団体から集まったカレーや米、ジャガイモやニンジンなどを使用。会場のカフェを経営する福岡一美(ひとみ)さん(37)が調理を担当する。初回は試行も兼ねて約四十食分を用意し、会員らが参加者への振る舞いなど作業を分担。初回の状況を見て今後の活動方針を決める。
 元看護師で各種ボランティア活動などを続ける団体代表の飛田とし子さん(72)=同市青葉台町=は「現段階でどんなニーズがあるか分からず、まず一回目をやって反応を見てみたい。コロナ禍で苦労を感じる人が多い中、少しでも多くの人に笑顔になってもらえれば」と話した。
 当日は午前十時開始で、なくなり次第終了。(問)フードバンクジャパン七尾担当者090(1636)6132

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