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エネ基骨子案、原発の活用と依存減併記 知事「矛盾している」

2021年7月22日 05時00分 (7月22日 14時14分更新)
 政府の次期エネルギー基本計画(エネ基)の骨子案が示された二十一日の経済産業省の有識者会議には、杉本達治知事がリモートで出席した。骨子案に一定の評価をした一方、原発の活用と原発への依存度低減を共に掲げる内容になったことについて「矛盾しているように思う」と指摘。方向性を明確化するために、二〇五〇年の電源構成で原子力の比率を示すよう求めた。
 骨子案には、五〇年に向けて、必要な規模を持続的に活用していくことが記載された。杉本知事は会議で「五〇年にも継続して原子力を使っていくという政府の考えが計画に示された」と評価しつつ、「再生可能エネルギーの比率が上がれば原子力はゼロでも構わないとも読める。『必要な規模』の意味を説明する必要がある」と強調した。
 骨子案に原発の新増設やリプレース(建て替え)が盛り込まれなかった点には「会議で多くの委員が必要性を述べていたが、案に全く触れられていないのは変だなと思っている」と不満を示した。一方で、使用済み核燃料の中間貯蔵施設の確保などで「国が前面に立って主体的に対応」などと明記されたことについては歓迎の姿勢を見せた。
 骨子案は三〇年の原子力比率について、現行計画...

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