本文へ移動

<仕掛け人> (下)エクシィズの笠井政志社長

2021年7月22日 05時00分 (7月22日 09時36分更新)
セラミックバレー構想について語る笠井社長=多治見市旭ケ丘で

セラミックバレー構想について語る笠井社長=多治見市旭ケ丘で

 東濃、可児地域では多くの人が産業や文化の発信者として焼き物に携わる。こうした地場産業界の代表として、タイル製造販売「エクシィズ」(多治見市)の笠井政志社長(63)は、美濃焼や地域振興を目指して四月に発足したセラミックバレー協議会でチェアマンに就任した。笠井社長は「業界の垣根を越えて団結し、美濃の焼き物とその文化をあらためてブランディングしていく」と今後の展開を語る。
 脱サラ後、一九九四年にタイルの海外取引を専門とする会社を設立した笠井社長。販路拡大のため、世界中を飛び回る日々を送ってきた。自社の成長に尽力してきたが、地元に貢献するような活動には「直接的には関わってこなかった」と話す。
 一昨年に多治見美濃焼卸センターの代表になったことを機に、地場産業全体について見つめ直すようになった。改めて美濃焼を学ぶ過程でその魅力を再発見する一方、地域が抱える課題が見えてきたという。
 それは地域や業界が個別に製品などを売り出す状況だった。産地としてのブランディングの一体性を欠いていた。「同じ美濃焼なのにバラバラで宣伝していくのはもったいない」と、対外的に同じ「美濃焼」として一体感を持って発信する必要...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

PR情報

岐阜の新着

記事一覧