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三河勢、劇的サヨナラ勝ち 高校野球・愛知大会

2021年7月22日 05時00分 (7月22日 09時36分更新)
ピンチでマウンドに集まった後、守備に戻る時も全力疾走の滝ナイン=小牧市民球場で

ピンチでマウンドに集まった後、守備に戻る時も全力疾走の滝ナイン=小牧市民球場で

 第百三回全国高校野球選手権愛知大会は大会七日目の二十一日、県内八球場で三回戦十六試合があった。豊橋中央と福江、岡崎城西の三河勢が劇的なサヨナラ勝ちを収めた。二十二日は五球場で四回戦十試合が予定されている。

滝、守った全力疾走 部存続の危機乗り越えて

 「チームの伝統である全力疾走を続けることができた」。滝の奈須健伸主将(三年)は、1点差の敗戦に目を腫らしながらも胸を張った。集中力を切らさない堅実な守りで、チーム一丸となって大同大大同と互角に渡り合った。
 二年前の春、伝統の「全力疾走」は途絶えそうだった。当時、三年生部員は二人、二年生部員は一人。野球部の存続は一年生の入部に懸かっていた。
 県内屈指の進学校。大学受験に集中するため部活動をやめる生徒はいるが、当時の野球部は特に多かった。試合もままならなかったが、三人は部を去らず、熱心に下級生を勧誘。十人以上の新入部員を獲得し、活気を取り戻した。
 それから二年。この日、スタンドには当時の三年生森真大さん(20)=大学二年=が応援に駆け付けた。「皆が勧誘に応えてくれたおかげで、自分たちもまた試合に出られた。感謝している」と後輩への思いを口にした。...

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