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阪神スカウト「しっかり腕振れる楽しみな選手」注目右腕は113球1失点9奪三振【高校野球愛知大会】

2021年7月21日 17時06分

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1失点完投し、仲間と喜ぶ刈谷の遠藤泰介投手

1失点完投し、仲間と喜ぶ刈谷の遠藤泰介投手

◇21日 第103回全国高校野球選手権愛知大会3回戦 刈谷3―1豊川(パロマ瑞穂)
 力を振り絞った。9回2死。最後の打者を一ゴロに仕留めた刈谷の遠藤が渾身(こんしん)のガッツポーズを繰り出した。「気持ちが入りました」。113球で被安打6の1失点、9奪三振の熱投だった。
 苦しかった。人工芝特有の蒸すような暑さの中、豊川の2年生エース・白須と投手戦を展開した。「焦りもあったけど、冷静さを忘れずにバックを信じて投げた」。7回はマウンドに上がる直前に鼻血が出るアクシデント。それでも、その回の1死三塁のピンチを連続三振で切り抜けた。
 8回に先頭打者への四球から1点を先制されたものの、9回の攻撃は遠藤が先頭でこの日の3安打目となる左前打。相手の中継ミスを突いて、一気に二塁に進んだ。
 「出塁することを考えた。必死だった」。1死一、三塁から8番・正留の2点適時三塁打で逆転。そして最後のマウンドは「フラフラで脚の震えが止まらなかった」。肩で息をする極限状態の中、先頭の5番・河合を「今日のベストボール」というカーブで見逃し三振。続く2人も抑えて、勝利をもぎ取った。
 「今日が一つのヤマだと思っていた。勝ててよかった」。連戦となる22日の4回戦の相手は昨秋4強の中部大春日丘。頼もしい右腕は「投げる準備をする」と言い切った。
▽阪神・筒井スカウト(刈谷・遠藤について)「しっかり腕を振って投げられるし、目いっぱい投げた時のフォームも悪くない。楽しみな選手です」

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