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小浜に新工場 防犯、店舗管理に使用 クラウドカメラ   

2021年7月21日 04時55分 (7月21日 09時55分更新)

新工場で増産が見込まれるクラウドカメラ=いずれも小浜市宮の前で

 「セーフィー」 雇用の拡大も進める

 防犯や店舗管理で使われるクラウドカメラのシステムを手掛ける「セーフィー」(東京)の新工場が小浜市宮の前に開所した。カメラの製造販売などで業務提携する同市のバン・ソフト・コミュニケーションが建設。リモート業務の広がりで建設現場などさまざまな業種でカメラのニーズは高まっており、生産能力を向上させる。若者に魅力的な職場として雇用の拡大も進める。 (鈴村隆一)
 クラウドカメラは、撮影した遠隔地の映像をパソコンやスマートフォンを使ってリアルタイムで共有し、録画をインターネット上に保存。録画データを人工知能(AI)で分析するなどして、防犯や店舗管理をはじめ、業務改善やマーケティングにも役立つ。携帯用カメラを使えば、災害や工事現場の状況を移動しながら伝えることもできる。
 セーフィーは二〇一四年設立で、クラウド録画サービスの最大手として注目される。市内に作業施設のあるバン・ソフトとは五年ほど前から、カメラの組み立てや販売で提携している。

クラウドカメラを製造出荷する新工場

 
 新工場はこれまでの施設より五倍広い約千平方メートルで、年間数万台のカメラを出荷予定。雇用は二十人弱で約二倍に増やした。今後五年で五十人規模になる見通し。セーフィーの関西支店としての役割を担う。
 十九日にあった開所式は松崎晃治市長も出席し、「災害時にリアルタイムの映像が届けば的確な判断や指示が出せる。クラウドカメラは行政にも活用できる」と興味を示した。セーフィー創業者の佐渡島隆平社長は「映像データを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)には無限の可能性がある。小浜のまちづくりにも関与し、若い人たちが楽しく過ごせる環境をつくりたい」と話した。

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