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<脱炭素時代> 広がるバイオマス発電所 中電、四日市で稼働

2021年7月21日 05時00分 (7月21日 11時19分更新)
木質ペレットなどを燃やす中電の四日市バイオマス発電所=三重県四日市市で

木質ペレットなどを燃やす中電の四日市バイオマス発電所=三重県四日市市で

  • 木質ペレットなどを燃やす中電の四日市バイオマス発電所=三重県四日市市で
 木材や食品廃棄物などを燃やして電力を得る「バイオマス(BM)発電所」が中部地方でも広がっている。木材などは生育時に二酸化炭素(CO2)を吸収するため再生可能エネルギーとされ、二〇五〇年の温室効果ガス排出実質ゼロに向けた有力な手段として注目される。一般的な火力発電よりコストがかかる点がネックで、間伐材の利用など試行が続いている。
 中部電力は二〇年五月、同社初の直営BM発電所「四日市バイオマス発電所」(三重県四日市市)を開業させた。中電グループでは三〇年ごろに再エネの出力を一七年度末に比べ二百万キロワット増やす計画を掲げており、四日市の出力は四万九千キロワットという。発電量は年間三億八千万キロワット時で、一般家庭約十二万世帯分に相当する。CO2削減効果は年間約十五万トンに上る。
 燃料にはベトナム産のアカシアの木を固めた木質ペレットのほか、インドネシアとマレーシア産のパームヤシ殻を年間計約二十二万トン利用する。輸入後、近隣の四日市港で保管し、毎日トレーラーで搬入している。ボイラーで燃やして水蒸気でタービンを回転させ電力を得る。淡川威所長は「発電した分がそのままCO2削減につながる。故障しな...

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