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いかだで琵琶湖30キロの旅3日間 高島→大津、葛川中生が間伐材で作る

2021年7月21日 05時00分 (7月21日 11時05分更新)
いかだをこぐ葛川中の生徒ら=高島市沖の琵琶湖で

いかだをこぐ葛川中の生徒ら=高島市沖の琵琶湖で

 大津市北部の山あいにある葛川中学校三年の全生徒三人が二十日、安曇川流域の間伐材で作ったいかだに乗り、高島市勝野の大溝港から琵琶湖を南下、大津市今堅田の道の駅「びわ湖大橋米プラザ」まで、三日がかりで約三十キロの旅にこぎ出した。
 夏の太陽が照りつける中、パラソルを開いたいかだを、生徒らがプラスチック製のオールでひたすらこぎ続ける。岸近くを進むいかだから「いち、に、いち、に」と息の合った元気な掛け声が響いた。
 いかだは長さ三メートル、幅一・五メートル。三年生三人と地元の工務店が協力して、スギの木をボルトで締めて作った。三人と教員ら計五人が乗り込み、保護者や学校関係者ら約三十人に見送られ、午前九時すぎに大溝港を出た。
 単なる冒険ではなく、地元の林業で木材を出荷していた「いかだ流し」を再現し、伝統文化を伝えるのが狙い。二十二日にゴールすれば、その場でいかだをテーブルに加工し、道の駅に寄贈。「出荷」の一環でもある。
 同校生徒と隣接の葛川小の児童が、自分たちの地元を広く伝える「KCLプロジェクト」の一環で企画した。三年生は小学四年の時、地元で長年続いてきた林業に着目し、間伐体験で知ったいかだに関心...

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