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【Dr'sサロン】 新型コロナとフレイル

2021年7月20日 05時00分 (7月20日 16時58分更新)
 筋力が低下するなどのフレイル(虚弱)は老化のサインである。体重減少や歩行速度、握力の低下に伴って、外出の機会が減ってしまうことなどが主な兆候だ。しかし、フレイルは、筋力トレーニングや栄養改善によって元に戻せる可能性(可逆性)がある老化の過程とも言える。
 高齢者はコロナ禍の中、三密を避けるため、閉じこもったり、デイサービスの利用を控えたりといった生活を強いられている。必然的に外出は減り、人との交流もなくしてしまう。生活は不活発で、知らないうちに体力や脳機能の低下をきたす環境だ。まさにフレイルを助長する環境といえ、高齢者のリスクは高まっている。
 コロナ禍における社会の課題として認識し、前向きに対応することが求められている。対策としては、高タンパクの食品を意識的に取り、筋力トレーニングをして、人と交わることが必要だろう。
 具体的には、ジムや体操教室に参加する▽生活用品の買い物など積極的に外出する▽趣味を持って一日五人以上と会話する▽手にペットボトルを持ち、足に重りをつけて早歩きをする▽階段の上り下りやスクワットをする−などが有効だ。高タンパクの食品としては肉や魚を多く食べるようお勧めしたい...

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