古市憲寿さん 過熱する小山田圭吾いじめ糾弾は“正義の暴走”「死ぬまで許さない社会はやっぱり違う」
2021年7月20日 11時47分
社会学者の古市憲寿さん(36)が20日、自身のツイッターを更新。”正義の暴走”が「いくつもの不幸な事件を生んできた」などと持論を展開した。
「死ぬまで(もしくは死んでも)誰かを許さない社会は、やっぱり違う。何かの理由があるとして、糾弾し続けるのは違う」と社会の在り方に一石を投じた。
続いて「実際『正義』の暴走は、いくつもの不幸な事件を生んできた。『あなた』は新しく誰かが傷ついたり、死んだりするのを見たいのだろうか。そうではない社会の変え方というのもあるよね」と意味深に持論を発信した。
古市さんは19日の投稿で、東京五輪開会式の楽曲を担当し、辞任したミュージシャンの小山田圭吾が、過去の雑誌でいじめ行為を披露していたことに言及。ツイッター利用者からの「どのようにお考えなのか」という問いに「そもそも『いじめ』という言葉がよくないと思う」「『いじめ』のような形で加害者を糾弾するのは反対」と私見を述べていた。
この日の投稿も、小山田さんへの加熱する批判の在り方に一石を投じているものと思われる。
コメント欄には「今の大人達は糾弾好きですよね」「当事者間で解決した話を他人が蒸し返すのは違いますよね」「第三者こそ忘れてげる大切さに気づいて」などと多方面からの意見が集まっていた。
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