本文へ移動

<九州発!河野剛志の釣り日誌>ウエーディングで狙う照りゴチ!

2021年7月20日 05時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
強烈な引きで楽しませてくれたマゴチ。暑い夏のウエーディングゲームは最高だ!

強烈な引きで楽しませてくれたマゴチ。暑い夏のウエーディングゲームは最高だ!

 夏は照りゴチでアツくなれ! 例年より早い梅雨明けで一足先に夏を迎えた南九州。夏といえば海水につかりながらのマゴチゲームが面白い。今が旬のマゴチは肉厚で非常に美味、中でも60センチを超える大物は釣り味も最高だ。今回は大潮干潮を狙って干潟のウエーディングを楽しんできた。今回は私の釣行タイミングやエイ対策、そしてマゴチの成長なども踏まえながら釣行の様子をご紹介したい。 (河野剛志)

◆ライジャケ着て午後15時の大潮干潮へ

 梅雨明けして夏空が広がる南九州。ゲリラ豪雨で天候が安定しない日もあるが、気温30度を超える暑い日は水につかりながらウエーディングが気持ちいい。毎年この時期になると60センチを超える大型のマゴチが釣れ、夏の「照りゴチ」ゲームが楽しめる。
 私が住む鹿児島県姶良市の中心を流れる別府川河口域は潮が引くと干潟が現れ、ヤドカリやシオマネキなどの小さな生き物達の楽園になる。イワシやシロギスなど多くの小魚も集まりヒラメやマゴチ、シーバスの釣り場としても人気だ。
 ここは干満の差が最大3メートルあるので、大潮の干潮時は海岸線から500メートル先まで遠浅になる。膝下くらいになった水の中を沖まで歩いて行き魚が集まる深みを狙う。安全のためにライフジャケットを着て干潮前後2時間に集中するというスタイルだ。
 当日はトイレがある別府川左岸の駐車場に集合して、15時の大潮干潮にあわせて13時に到着。雨雲が通り過ぎるのを30分ほど待って入水した。少し濁っていたので※ウエーディングスタッフでエイがいないか確認しながら、すり足で10分ほどかけて釣り場に向かう。
 到着すると沖の方で5センチほどのトウゴロウイワシの群れが海面でざわつき、時折シーバスが下から突き上げている。それならと海晴30グラムのメタルジグを100メートルキャストし、海面をワンピッチジャークで攻める。そうするとゴツゴツと魚からの反応があり、すかさずアワセるとエラ洗いでジャンプ。幸先よく50センチほどのシーバスをキャッチした。

◆水深3メートル着底後リール5回巻いて止めの繰り返し

 その後は本命のマゴチを狙うためにルアーをガンガンサーフヒラペン95S(プロトルアー)に変え沖にキャスト。水深3メートルの海底まで沈めてリールを5回巻いて止める。そして海底に着いたらまた5回巻く、の繰り返しで攻める。ルアーが海底から50センチほど浮き上がるのをイメージしながら誘う。そうするとフォール中にガツンという衝撃が手元に伝わった。
 すかさず竿を起こしてアワセをいれる。竿が大きく曲がり、左右に首を振るマゴチ特有の引きを感じる。大物に間違いない。慎重に手前まで寄せてくると、マゴチは私の姿に気付き必死に逃げようとする。すかさず糸が切れないようドラグを緩める。水面でバシャバシャ抵抗するマゴチをフィッシュグリップでつかんで無事キャッチできた。大きさは50センチほど。前回釣り上げた65センチには届かなかったが、とてもうれしい一匹となった。
 桜島を眺めながらの釣りは雰囲気もよくリフレッシュ。晴れた日のウエーディングは最高に気持ちがよい。この夏は皆さんもマゴチ狙いを楽しんでみてはいかがだろうか。
<マゴチについて> 夏のマゴチは「照りゴチ」と呼ばれる高級魚。上品な白身で火を通すとうまみが増して、とてもおいしい魚である。南九州では年間を通じて釣れるが4月中旬から浅場に接岸し、産卵を迎える6月から7月は60センチを超える大物が狙える。よく引くし砂浜からもルアーで手軽に狙えるターゲットだ。マゴチは雄より雌のほうが大きく、雄は40センチ、雌は60センチくらいまで成長する。マゴチは成長が遅く雌でも50センチで約5年、60センチで10年といわれている。限りある資源なので抱卵個体が釣れたらリリースするように心掛けたい。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ