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リニア工事差し止めを 大深度掘削、東京の沿線住民らJR東海提訴

2021年7月20日 01時29分 (7月20日 01時29分更新)
 JR東海が品川ー名古屋間で進めるリニア中央新幹線建設で、シールドマシンと呼ばれる掘削機による地下トンネル工事は騒音や振動で生活を脅かし、不動産価値の下落を引き起こすなどとして、東京都内の地下ルートの沿線住民計24人が19日、同社を相手取り、東京都大田区と世田谷区にまたがる約4キロの区間の工事差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした。
 原告は両区の住民。深さ40メートル超の大深度地下で建設予定のトンネルの真上やその周辺に住む。大深度のトンネル工事では昨年10月以降、東京都調布市の東京外郭環状道路(外環道)のシールドマシンによる工事で、地上部の陥没が発覚した。
 訴状によると、住民は外環道工事と同様の被害が起きる不安を感じる上、住居の資産価値の低下などの可能性があると主張している。JR東海は「訴状を見ていないのでまだ何とも言えないが、適切に対応したい」としている。
 大深度地下でのトンネル建設工事は、名古屋市や愛知県春日井市などでも行われる。
 

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