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【五輪侍ジャパン】田中将大がワクチン副反応から回復「倦怠感が一番だった」“開幕投手”へ始動

2021年7月19日 22時58分

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キャッチボールする田中将

キャッチボールする田中将

 東京五輪に向けた侍ジャパンの強化合宿が19日、仙台市でスタートした。新型コロナウイルスのワクチン接種後に副反応が出て、オールスターを欠場した田中将大投手(32)=楽天=も元気に合流。1次リーグ初戦、28日のドミニカ共和国戦(福島)での“開幕投手”が有力視されている。
 田中は24人の侍の中では唯一の五輪経験者であり、最年長(坂本、大野、柳田が同学年)。13年前の北京と比べれば「雲泥の差」だと言った。
 「最年少と最年長。時の流れを感じるし、今の方が課せられている役割、期待、求められているものが違う。(代表の)重みが変わるわけではないですけど、ポジションは違うと思います」
 北京では上原浩治やダルビッシュ有に引っ張ってもらった19歳は、東京ではチーム浮沈の鍵を握る32歳として臨む。「倦怠(けんたい)感が一番だった」というワクチンの副反応は回復。練習後に取材対応した稲葉監督も「ひと安心ですね」と胸をなで下ろしつつ、今後の登板予定については強化試合も含めて公表を控えた。
 「それ(24日か25日か)によって予想をつけようとしてますよね? 来るときが来たら言います。情報戦なんで…。すいません。こっちが情報ダダ漏れになってもねえ」
 突出した実績、体調不安の解消、そして稲葉監督の1、2戦重視プランから考えれば、田中が“開幕投手”を務めるのが妥当なところ。田中自身も明かしはしなかったが、ドミニカ共和国の印象は語った。
 「まだこれから。データを含めてミーティングを重ねていく。ロースターの選手の名前くらいしか分かりません。その選手も昔とは傾向が変わっていると思う」
 言わずと知れた野球大国。現役はいないが、元メジャーリーガーがそろっている。そうした選手との対戦歴も、田中の財産の一つだろう。田中は「伝える」と話し、稲葉監督は「伝えていってほしい」と望む。まさかの敗北で終わった2008年の夏。2人の立場は変わったが、思いは変わらない。
 「北京五輪を経験して、メダルを取れなかった悔しさしかない。金メダル。この目標はみんなが持っている」
 監督と投の柱として、再び挑む五輪野球。金への道は、田中が先頭に立ち切り開く。
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