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【富山】滑川で日本語覚えて 市民ボランティア教室 地域交流の場に

2021年7月19日 05時00分 (7月19日 09時50分更新)
日本人ボランティア(左)とともに日本語を学ぶベトナム人=18日、富山県滑川市吾妻町の滑川東地区公民館で

日本人ボランティア(左)とともに日本語を学ぶベトナム人=18日、富山県滑川市吾妻町の滑川東地区公民館で

 富山県内に住む外国人の日本語学習を支援する滑川市民らのボランティアグループ「たのしい日本語ひろばin滑川」が六月に発足し、日本語教室を始めた。会話能力を向上し、地域に溶け込んでもらうのが狙いで、メンバーは「滑川が第二の古里と感じてもらえるようになれば」と期待を込めている。 (山岸弓華)
 「故郷のどういうところが好き?」「山や川があり、静かなところ」。滑川東地区公民館で十八日に開かれた二回目の教室には市内在住のベトナム人や中国人ら十一人が参加。自身の母国をテーマに、日本人メンバーと日常会話にチャレンジした。表現に行き詰まると、「緊張しなくてもいいよ」と励ましを受けた。
 ベトナム人のトラン・ティ・クエンさん(31)は「最初は緊張したが、メンバーが優しいのでだんだん慣れた。日本語はおもしろいので、これからも勉強したい」と笑顔を見せた。
 グループは県が主催する日本語ボランティア講座の受講生や、市内の英会話サークルの参加者ら十二人で構成。市によると、市内で暮らす外国人は約四百四十人。増加傾向にあるが、市内には日本語教室がなく、語学を勉強したい外国人の要望を受けて発足した。
 教室では、対話形式による会話力の上達だけでなく、お互いの国の文化や生活習慣についても理解を深める。代表の魚瀬代根夫(よねお)さん(68)は「外国人は地元住民とどう接すればよいのか、不安を感じている」と話す。日本人も外国に誤ったイメージを持つことがあるといい、「お互いの心の壁を少しでも解きほぐしたい。『滑川が良い所だった』と思ってくれるような活動をしたい」と意気込む。
 教室は九月から毎月一回、第三日曜日に開催予定。問い合わせは、tanoshiihiroba@gmail.com 

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