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津田学園・前、一戦必勝甲子園へ 三重大会、エースが春夏出場導く

2019年6月26日 02時00分

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春夏連続出場を目指す津田学園の前佑囲斗投手=三重県桑名市の津田学園高で

春夏連続出場を目指す津田学園の前佑囲斗投手=三重県桑名市の津田学園高で

  • 春夏連続出場を目指す津田学園の前佑囲斗投手=三重県桑名市の津田学園高で
 第101回全国高校野球選手権大会(8月6日から16日間)の甲子園代表を決める三重、滋賀大会の組み合わせ抽選会が25日、行われた。三重は7月11日に開会式があり、試合は13日から。順調に日程が進めば、決勝は27日に県営松阪球場で行われる。今春センバツに出場した津田学園(三重)は、20日の2回戦から登場。プロ注目の148キロ右腕、前佑囲斗(まえ・ゆいと)投手(3年)が春夏連続出場を誓った。滋賀は7日に開幕し、26日に決勝がある。
 夏開幕まで、1カ月を切った。センバツに続き、春夏連続で甲子園出場を狙う津田学園。不動のエースである前は、静かに闘志を燃やしている。
 「本番まで、一日一日を大切にしたい。最大限の力を発揮できるところまで持っていきたい」
 伸びのある直球は、最速148キロを計測する。2年連続出場を狙った昨夏は、初戦の2回戦で四日市にサヨナラ負け。延長12回、最後にマウンドに立っていたのが、当時2年生の前だった。
 「延長戦になると、あの試合が頭に浮かぶ。去年、ベンチに入っていた選手もいて、全員が悔しい思いをしている」
 雪辱を胸に、新チームとなった秋は躍進。県大会3位、東海大会準優勝で、センバツに出場した。甲子園では初戦で龍谷大平安(京都)に延長で敗れたものの、前は10回まで無失点と力投。今春は県、東海大会で優勝し、夏も優勝候補としてライバルの挑戦を受ける。
 4月にはU18日本代表の候補に選ばれ、大船渡・佐々木、星稜・奥川らとともに研修合宿に参加した。その奥川とは、今も連絡を取り合う間柄。「(奥川は)謙虚。自分はまだまだ、と合宿で言っていた。甲子園でもう一度会って、今度は投げ合いたい」。奥川との再会も目標の一つだ。
 現在は開幕に備えて、瞬発系のトレーニングを重視。30メートルのダッシュやウエートトレを繰り返し、体の切れを出すことを心掛けている。「初戦から気を引き締めて、おごることなく、一戦必勝でいく」。本番までに仕上げ、夏も甲子園に導く。 (麻生和男)
 春夏連続出場を目指す津田学園を、菰野、いなべ総合、三重高が追い掛ける展開になりそうだ。
 津田学園は前に加え、降井、栄が成長し、投手層は厚い。打線も松尾、前川ら強打者が並ぶ。菰野は最速150キロ右腕の岡林が投打の柱。いなべ総合は木戸、土井の両左腕に安定感がある。
 三重高は長打力のある主砲・土井ら選手の能力が高く、投手陣の出来次第では頂点に立てる布陣だ。津商や海星、松阪商、宇治山田商、近大高専、伊勢工、伊賀白鳳も力を備えている。昨年、「日本一の下克上」として話題になった白山の戦いぶりにも注目が集まる。

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