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佐々木怪物ぶり発揮 軽めで153キロ、変化球に8球団スカウトうなる

2019年7月1日 02時00分

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練習試合に先発した大船渡の佐々木=秋田県内で

練習試合に先発した大船渡の佐々木=秋田県内で

 高校生最速の163キロをマークし今秋ドラフト目玉の大船渡(岩手)の佐々木朗希投手(3年)が30日、秋田県内で行われた由利(秋田)との練習試合に登板、変化球で、中日、ヤクルトなど8球団21人のスカウト陣をうならせた。最速は153キロどまりながら、打者の手元まで直球と同じ軌道で来るスライダー、チェンジアップで3イニングを3安打2四球6奪三振。甲子園につながる第101回全国高校野球選手権岩手大会の初戦は15日の遠野緑峰戦。球速より制球重視でチームを35年ぶりの甲子園に導く。
 3回に5番・柴田を見逃し三振に仕留めた直球がロッテのスピードガンでこの日最速の153キロを計測した。「インコースを狙っていたので、力を入れたというよりコースを狙った」。高校生はもちろん、大学生を含めてもトップクラスの球速を全力でなく制球重視でたたき出した。
 変化球でも怪物ぶりを見せた。本調子ではなく1回の先頭に140キロ前半の外角直球を逆方向に合わされて左前打を許して、2番には四球。いきなり無死一、二塁となったが、3番を中飛に仕留め、4、5番を変化球でなで切りした。その後もスライダー、チェンジアップでことごとくバットに空を切らせ「きょうは変化球を思うように操れたので良かったと思う」と胸を張った。
 ネット裏のスカウト陣も絶賛だ。ロッテの柳沼スカウトは「スピードがある選手はいるが、変化球もいい選手は少ない」と感嘆。日本ハムがすでに1位入札を明言しているが、ヤクルトも、スカウト部門の評価として「1位」を明言だ。橿渕スカウトグループデスクは「(補強したいポジションなどの)チーム状況を無視してでも取りにいきたい選手」と最大級の賛辞を送った。

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