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鎮魂の祈りをささげ 「お堀の灯り」始まる

2021年7月18日 05時00分 (7月18日 12時17分更新)
幻想的な鎮魂の灯りに包まれる福井城址周辺=17日、福井市大手3で(蓮覚寺宏絵撮影)

幻想的な鎮魂の灯りに包まれる福井城址周辺=17日、福井市大手3で(蓮覚寺宏絵撮影)


 灯籠の明かりで福井空襲と福井地震の犠牲者をしのぶ「お堀の灯(あか)り」が十七日、福井市の福井城址(じょうし)で始まった。幻想的な光の中、訪れた人たちが鎮魂の祈りをささげていた。期間は二十四日までで、午後五〜九時に点灯する。
 計六百個の発光ダイオード(LED)照明を使って作った「輪灯(りんとう)」十九個を、西側のお堀に浮かべた。例年は一日のみだが、今年からタイマー式の新しいLED照明にしたことで、一週間の開催が可能になり、明るさも例年より増した。
 お堀の欄干にも青色のLEDを百四十個設置。新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者への感謝の気持ちを込めている。
 催しは空襲や地震の難を逃れようとお堀に飛び込み、亡くなった人たちを追悼しようと、福井市順化地区の住民による実行委が二〇一〇年から開催。海道映諄(えいじゅん)委員長(64)は「一週間の期間があれば、多くの人に見てもらえると思う。福井の空襲や地震の歴史が途切れないようにしたい」と願っていた。 (玉田能成)

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